ケベック文化

ケベックの芸術について

先住民のアメリカンインディアン、そして北方の住民イヌイット(エスキモー)の伝統と、ヨーロッパから来たフランス文化を背景とするケベックの文化は、まさに独創的で多彩に富んでいます。

その優れた感覚は、様々な芸術分野でも多くの優秀な作品を生み出してきました。

文学・絵画・彫刻・音楽・映画・演劇・ダンス・サーカス・・・ケベック人の独創性と想像力がもたらすこれらの芸術は世界各地でも高い評価を得ています。

シルクドソレイユやモントリオール・ジャズ・フェスティバル、モントリオール国際映画祭、ケベック・サマー・フェスティバルなどは特に有名で、世界中から観光客が集まります。

また、あちこちに独特のミュゼ(美術館)がありますが、特にケベックシティの文明博物館やケベック美術館では、その文化と芸術の歴史を垣間見ることが出来ます。


ケベック サマーフェスティバルの様子



ケベック ウィンターカーニバル

文明博物館(ホームページはこちら

また世界中でその名を知られているシルク・ド・ソレイユはケベックの火喰い芸の大道芸人だったギー・ラリベルテが、1984年にカナダで設立したエンターテイメント集団です。

公演内容の一部
ZED(東京のレジデント・ショー)
Dralion(ドラリオン)
Alegría(アレグリア)
Corteo(コルテオ)
DELIRIUM(デリリアム)
KOOZA(クーザ)
Quidam(キダム)
Saltimbanco(サルティンバンコ)
Varekai(バレカイ)

ケベックの史跡について

ケベックの歴史や文化を知るもうひとつの方法として田舎道、川、湖、海岸など自然の中から植民地時代の生活の足跡を辿ることができます。

フランス植民地時代に建てられたマノワールや石造りの家、屋根のついた橋、水車小屋、風車小屋、灯台、教会などにもその時代の面影がしのばれます。

ケベック州で歴史的に最も意義をもつ場所は、ヌーベル・フランスの発祥地であるケベック・シティのプラス・ロワイヤルとシタデルです。

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プラスロワイヤル(ルイ14世の胸像)の写真


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プラスロワイヤルのフレスコ画


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シタデルの大砲


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シタデルの戦車



食文化について

ケベックシティやモントリオールには数々の小粋な美味しいフレンチレストランが数多くあります。豊かな自然は様々な野生動物の宝庫でもあり、そんな地元の食材を生かしたヌーベル・キュイジーヌ風に洗練された料理が楽しめます。

夏には、セント・ローレンス河上流のマタンヌで採れるエビやミスタッシーニのブルーベリー、秋には鴨肉やジビエと呼ばれる野生の鳥獣肉など、ケベック州の森や湖で取れる旬の素材を生かしたメニューが季節ごとに楽しめます。

移民がたくさん住んでいる国柄様々な国から食文化も持ち込まれ、中華、イタリアン、ギリシャ、アラブ料理、などさまざまな料理がいつでも食べられます。モントリオールにはイタリア街、中華街などもあります。

maple.jpgケベックならではの郷土料理も人気があります。ケベックの郷土料理は先住民の影響が強く見受けられ、カナダのお土産の定番メープルシロップやスモークサーモンは、インディアンから製法を伝えられたといわれています。

また、ケベックの食文化の代表的なものとして、きこり小屋と呼ばれる、冬の出稼ぎ先で振舞われていた料理があります。

長い冬の間、農民は職を求めてきこりとして山にこもり寒い山の中での肉体労働をしてきました。非常に体力を使うため、腹持ちの良い、高カロリーの食事が要求されることから、豆のスープ、ラードとメープルシロップで煮込んだ煮豆、分厚いポークのハムステーキ、マッシュポテト、ラードたっぶりの豚のクレトン、ミートパイ、油で揚げたクレープやシュガーパイなどが作られてきました。

毎年3月中旬から下旬頃にはカバン・ナ・シュックル(砂糖小屋)と呼ばれるメープルシロップの製造所で、集めたカエデの樹液を煮詰めてシロップを作ります。樹液の取れる時期に、親類や友人、会社の同僚が家族連れで集り田舎料理を堪能し、陽気な伝統音楽で歌って踊ります。

ここで出される料理が、豆のスープやハムステーキ、オムレツ、コールスローサラダ、クレープなどですが、どれも勿論シロップをかけて食べるのです。食後の紅茶やコーヒーの甘味料はもちろん、オムレツやハムにもかけて食べます。

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北米最古の繁華街プチシャンプラン通り
(オシャレなレストランやカフェ・ショップが並んでいます)


食べることの好きなケベック人はお祭りも好きで、地方の特産物を紹介する催しやお祭りもたくさんあります。

 例としては、マタン産エビの祭り(6月)、ソレルのジブロット(魚シチュー)の祭り(7月)、ミスタシニのブルーベリーのお祭り(8月)、モントリオールの国際グルメ祭(8月)、マゴック・オルフォールの葡萄収穫祭(9月)およびブロム湖の小鴨祭り(10月から11月)。その他魚介類、ラム、ポーク、そば粉ケーキなどです。

おいしいものを食べ、そして、楽しい時を過ごすこと、それがケベック人の「ジョワ・ド・ヴィーヴル」(人生を楽しく)という事なのです。
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マックポテトの真ん中にカナダのマークを見つけました。


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